2016/04/11
実使用のレビューというのはありきたりなので今回は趣を変えて前からやってみたかったプロジェクタ撮影に挑んでみた。
今回の撮影では人物の背景にプロジェクタを投影して柄つきの背景紙のように使うケースと人物の影を強めに落とした中にプロジェクタの投影をした画像が映し出されるという2パターンを撮ってみた。
ぬいぐるみで事前に検証を行ってみたところ、難しいというか完全に失敗しまくって撮影には不安が残った。
最終的にレイヤーさんの撮影に使わせてもらった。
thx @akiha_Bさん
一枚目がこれ。
二枚目はこれ。
お借りしたEH-TW5650は決して明るいタイプではないため撮影そのものが不可能ではないか?とも思った。
というのも光量の大きさが非常に大事で、光量の調整幅が広いほうがプロジェクター撮影向きだからだ。
単純に背景に当てるだけなら部屋を十分に暗くし、露出をプロジェクターの投影画像に合わせてプロジェクターの光量に露出をあてて被写体の影が影響しないようにメイン光を配置し、出力を露出に合わせるだけで可能だ。
二枚目は多少難しく、背景が白く飛ぶ程度に強い必要があるのだが、プロジェクタが光源に負けない程度に露出やストロボの出力をあわせる必要がある。理論的には簡単なのだがそれぞれの露出を出すのは難しい。影の形なども構図的に計算しなくてはならず苦戦したショットだ。
詳細は割愛させていただくが。
EH-TW5650は解像度がフルHDというのもあって十分な解像感であるためこういう撮影でも扱いやすい。またメディアの投影もしやすいので電源を確保できる場面であれば比較的使いやすいのではないだろうか。
※エプソンから「EH-TW5650」とスクリーンをモニターでお借りして執筆しています